第2分科会 労働・技能実習

 

  技能実習法の成立と制度拡大(現場の実態を踏まえて)

 

《労働》

 外国人労働者は年々増加し、現在日本には100万人を超える外国人労働者が働いています。彼らは日本の経済活動を支え、仕事は社会生活と密接に結びついています。にもかかわらず、低労働条件の差別的な処遇、無権利状態に置かれている労働者は少なくありません。

  1992年、多発する労災事故、未払い賃金、解雇など、権利を踏みにじられた移住労働者が初めて声を上げました。そのことはマスコミの多くに取り上げられニュースになりました。当時のニュースダイジェスト「外国人労働者の春闘」を見ながら、現在に残る課題を考えます。

 

《技能実習》

 昨年11月に技能実習法が成立し、今秋には新たな制度が施行されます。しかし、新たな制度にも大きな欠陥があり、根本的な改善は望めない一方、制度の大幅な拡大が図られています。他方、昨年の新規入国技能実習生は、従来の中国に代わりベトナムからが最も多くなり、構造変化も起こっています。

 こうした中、現場で起こっている技能実習の実態を踏まえながら、新たな制度を正確に把握するとともに、技能実習制度の克服に向けて、どのように取り組んでいくべきか、考えます。